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ウォーターサーバーとポット型浄水器の賢い併用の仕方って?


ウォーターサーバーとポット型浄水器の賢い併用の仕方って?

 水道水の味やニオイが苦手という人や、飲み水の安全性や利便性を求める人にとって、本当にありがたいのが家庭用ウォーターサーバー。家庭用ウォーターサーバー歴15年の40代女性Aさんはこう話す。

ウォーターサーバーとポット型浄水器の併用(40代女性Aさんの場合)

ウォーターサーバーとポット型浄水器の併用(40代女性Aさんの場合)

「まず臭みがなくて、いつでも安全な水をいただけるというのがうれしいです。あとは、すぐに熱湯が出てくるのは本当に助かります」

 しかし、料理が趣味だというAさんは、料理でもウォーターサーバーの水を使っていたというのだが…。

「おいしい水で料理をしたいのはやまやまなんですが、たくさん水を使う料理だと、やっぱりコストが気になってしまうんです。ほぼ毎日料理をするので、水が減るスピードもすごくて、すぐになくなってしまう。宅配を頼む頻度も高くなって、ちょっと面倒に感じることもあったんです」(Aさん)

 そこで、Aさんが導入したのがポット型の浄水器だ。ホームセンターなどで見かけることも多いポット型浄水器は、ポットに入れた水道水を専用のフィルターでろ過することで、いやなニオイの原因となる物質や有害物質を除去するというもの。ポットのまま冷蔵庫に入れて冷やすこともできる。

 Aさんは、そんなポット型浄水器を料理用に使う水のために導入したというのだ。

「本当はウォーターサーバーの水を使いたいのですが、コストを下げるためにポット型浄水器を使っています。普段飲む水やお茶やコーヒーをいれる時は、ウォーターサーバーの水を使っています」(Aさん)

 どうやら直接的に水の味を感じるようなケースではウォーターサーバーを、料理などのように大きく味が変わる場合はポット型浄水器を使っているということのようだ。

ウォーターサーバーとポット型浄水器の併用(30代男性Bさんの場合)

ウォーターサーバーとポット型浄水器の併用(30代男性Bさんの場合)

 30代の男性Bさんも、ウォーターサーバーとポット型浄水器を併用する1人。Bさんの場合は、自分が直接口にする水に関してはウォーターサーバーの水だという。

「僕はあまり料理をしないのですが、普段の飲み水やコーヒーをいれる時の水は、全部ウォーターサーバーを使っています。カップ麺などを作る時も、ウォーターサーバーからですね」(Bさん)

 そんなBさんは、ペット愛好家。2匹の犬と熱帯魚を飼っている。

犬にあげる水については、ポット型浄水器でろ過した水を使っています。うちのマンションがちょっと古いということもあってか、水道水がちょっとサビ臭いんですよ。とはいっても、ウォーターサーバーの水をあげるのは贅沢すぎるかなと思って、水道水を浄水器に通した水をあげています」(Bさん)

 さらに、熱帯魚に関する水にもポット型浄水器を使っているという。

「水槽の水は基本的に水道水を使うわけですが、いわゆる“カルキ抜き”をしてあげないと魚が弱ってしまう。もちろんは専用の中和剤でカルキを抜くんですけど、個人的にはそれだけだとなんだか不安なんですよね。なので、ポット型浄水器でろ過した水に中和剤を入れて、さらにそのまま常温で半日以上放置したうえで、水槽に入れるようにしています」(Bさん)

 100円、200円の安価なものから、1匹1万円以上もする高価なものまで、様々な種類の熱帯魚がいるが、水が悪いとどんな魚でも簡単に死んでしまう。できるだけ熱帯魚を健康に育てるには、適切な水をしっかり使う必要があり、そのためにBさんはポット型浄水器を使用しているのだ。

「もちろん、コスト的に問題がなければ、ウォーターサーバーの水を使うというのも手なんですが、経済的には厳しいので…。そういう意味では、ポット型浄水器はすごくリーズナブルで助かるアイテムだと思います」(Bさん)

ポット型浄水器が除去できる物質

 ちなみに、ポット型浄水器ではどういった物質を除去できるのだろうか。代表的なポット型浄水器のブランド「BRITA」のフィルターを例にとってみると…、

  1. 遊離残留塩素
  2. 溶解性鉛
  3. 2-MIB(かび臭)
  4. CAT(農薬)
  5. 総トリハロメタン
  6. クロロホルム
  7. ブロモジクロロメタン
  8. ジブロモクロロメタン
  9. ブロモホルム
  10. テトラクロロエチレン
  11. トリクロロエチレン
  12. 1,1,1-トリクロロエタン

 という12種類の物質の除去が可能で、それぞれの除去率は80%と表示されている。

 このうち「遊離残留塩素」は、浄水場で消毒用に添加される物質で、いわゆる“カルキ臭”の原因となっているものだ。

 そして、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの4つは、総称して総トリハロメタンと呼ばれる物質。水道水の水源に含まれる有機化合物と塩素が反応してできる物質であり、発がん性があるといわれているものだ。

 また、同じく発がん性が指摘されているのが、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、1,1,1-トリクロロエタンの3つの物質。溶媒や金属の洗浄などに使われており、土壌汚染の原因物質でもある。肝臓や腎臓に悪影響を及ぼすとされている。

 そのほか、2-MIBは、2-メチルイソボルネオールという物質のこと。貯水池などに生えている藻が生成する物質で、かび臭さの原因となる。CATは除草剤の一種でゴルフ場などでも使用されている。溶解性鉛は老朽化した排水管などに起因する物質で、体に蓄積されると胎児への障害につながる恐れがあるとされている。

 上記の有害物質は、基本的に浄水場での処理によって除去されるわけだが、それでも残ってしまったものを、ポット浄水器で除去することができる。コストをかけずにおいしく安全な水を手に入れるという意味では、有効な手段なのだ。

 もちろんウォーターサーバーを使えば、より手軽に安全でおいしい水を楽しむことができるが、生活用水すべて…となると経済的な面では厳しいという人もいるだろう。だからこそ、ウォーターサーバーとポット型浄水器の併用は、賢い水の楽しみ方と言えるのでは?