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ウォーターサーバーの出水口が1つか複数か…、どっちを選べばいい?

ウォーターサーバーの出水口が1つか複数か…、どっちを選べばいい?

 安全でおいしい水が、いつでも飲めるウォーターサーバー。基本的な機能は、冷水や熱いお湯がすぐに出せることだが、最近では省エネモードや内部を自動的にクリーンにしてくれる機能なども搭載された機種が発表され、ユーザーの選択肢も増えてきた。デザイン面でも、形やカラーのバリエーションが広がっている。ところでウォーターサーバーといえば、水やお湯の出る出水口が1つのものと複数あるものがあるが、これにはどんな違いがあるのだろうか?それぞれの特長について考察してみた。

◆複数出水口タイプの特長は?

 ウォーターサーバーの形状を思い浮かべたとき、どのようなものを想像するだろうか? 白く縦長の本体の真ん中あたりに、水とお湯の出水口が並んだタイプを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。

 この形状は黎明期から現在に至るまで多くのメーカーが採用してきた、いわばウォーターサーバーのスタンダードな形。例をあげると「コスモウォーター」「プレミアムウォーター」「アクアクララ」「アルピナウォーター」「サントリー南アルプスの天然水サーバー」「うるのん」「富士桜命水」などなど、いずれもこのタイプを採用している。

 複数蛇口タイプのサーバーの特長は、冷水が出るルートとお湯が出るルートが別々になっていることで、内部の機構をシンプルに作れることと、ユーザーが直感的な操作を行うことができることだろう。ほとんどの機種では、コックやレバー、蛇口のまわりに冷水なら「青」、お湯なら「赤」の色分けが施され、どちらから出せばいいか一目瞭然になっている。また、お湯の出る側には「熱いお湯が出ます」という注意書きシールが貼られたものまである。

 東京都内在住でこうした複数蛇口タイプを使っているAさん(35歳・女性)は、「水とお湯が別々になっているとわかりやすくていいですね。使い慣れてくるとレバーの色を見なくても『左がお湯、右が水』みたいになりますから」

 この「左がお湯で、右が冷水」は、ほとんどの機種で共通している。別のメーカーのサーバーを使うことになっても、まず迷うことはないだろう。また、お湯が出る蛇口については各社とも事故防止のために「チャイルドロック」を取り付けている。ロックの形式は様々だが、物理的な操作をするものが多い。ツマミの凹凸を合わせながら押し下げる、解除ボタンを押しながら操作するなど。中でもユニークなのが「コスモウォーター」。使わないときに安全装置を兼ねているカギのようなパーツを抜いてしまうと、解除ボタンを押すことすらできなくなる。

 

 

キーを抜いて安全確保する、複数出水口タイプの「コスモウォーター」

キーを抜いて安全確保する、複数出水口タイプの「コスモウォーター」

◆出水口が1つのタイプも近年増加

 では出水口が1つのタイプについて見てみよう。こちらは複数タイプよりも後発だが、ここ数年、機種のバリエーションが増加している。採用しているメーカーには「フレシャス」「キララ」などがある。「プレミアムウォーター」は、複数タイプと並行して取り扱っている。冷水とお湯の振り分けはスイッチや切り替えボタンなどで行っていて、チャイルドロックは「解除スイッチ」や「ボタン長押し」といった方式が多い。

 このタイプの特長は、デザイン的にスッキリしたものになることや、スペース的に出水口の横に拡張機能を設置することができることなどがある。それぞれ具体的に見ていこう。

 デザインの1つとして1本出水口タイプを採用したものの先駆は「cado×プレミアムウォーター」だろう。同社ではスタンダードサーバーは複数出水口タイプだが、デザイン家電のコンセプトを取り入れた「cadoサーバー」では、本体の形状やカラーの一新と同時に1本出水口にした。これにより、従来のウォーターサーバーのイメージを覆すシャープで現代的なスタイルとなり、人気を博すこととなった。

 

 

 また、拡張機能を搭載したウォーターサーバーの代表格としては「キララ」があげられる。同社のサーバーは炭酸水を作ることができるのが特長。炭酸水を作るには、専用のピッチャーに水を入れ、炭酸ガスを注入してシェイクする。この炭酸ガスを出すノズルが、蛇口の右側に設置されているのだ。これがもし複数蛇口タイプだったら非常に窮屈な状態になるか、ガスのノズルを別の場所に設置することになっただろう。

 

 

1本出水口タイプの「キララ」は炭酸ガスノズルを設置している(※画像はメーカー公式より)

1本出水口タイプの「キララ」は炭酸ガスノズルを設置している(※画像はメーカー公式より)

 さらに、最近発売された「フレシャスSlat+cafe」は、1本出水口の左側に拡張機能があるサーバー。これはサーバーで使われている「フレシャス」のおいしい水を使って、コーヒーをいれることができる。左側にあるのは、コーヒー用の装置だ。ここに濃縮コーヒーのポーションをセットした専用ホルダーを取り付けるだけで、本格的なコーヒーが即座に出来上がる。紅茶や緑茶のポーションも用意されているほか、自分でひいた豆を使ったコーヒーをいれることも可能だ。これも出水口が1つのシンプルな構造だったからこそ実装できたのではないだろうか。

参照:【フレシャスslat+cafe】日本初! 天然水ドリップコーヒーが飲めるウォーターサーバーがついに登場!!

 

 

 オーソドックスな複数出水口タイプと、先進性のある1本出水口タイプ。ウォーターサーバーを選ぶときに迷ったらそれぞれの特長をよく調べ、自分が日常どんな使い方をするかを考慮して、ライフスタイルにぴったり合った1台を見つけることをオススメする。