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最新水事件簿──水の安全性とウォーターサーバーについて考える

最新水事件簿──水の安全性とウォーターサーバーについて考える

 家庭で日常使う水は、水道水でまかなっているという人がほとんどだろう。上水道を流れてきた水は、支流となる水道管で各家庭に運ばれる。一戸建て住宅ではそのまま引き込む形になるが、マンションの場合、多くは一度「受水槽」というタンクに溜められてから各住居に分配される。最近この受水槽に関係した事件が世間を騒がしていることから、今回は水の安全管理について考えてみたい。

コスモウォーター

◆集合住宅の受水槽には厳しい管理義務が…

 2019年6月、福岡県内のマンションの受水槽の中で男が泳ぐ動画がアップロードされ、SNSを中心に拡散されて物議をかもした。大手建設会社の協力企業の社員が、悪ふざけで撮った動画ということだった。また、台湾では受水槽に汚物を投げ込んでいた男が逮捕されるという事件も起こっている。

 水は人が生きていくうえで欠かせないもの。飲用や料理で水分を補給するだけでなく、手を洗ったり入浴や洗濯をしたりなど、日常的に衛生面をキープするという重要な役目がある。つまり水道水が汚れてしまうことは、健康な生活が阻害されるということに等しい。

 集合住宅の受水槽には、実は厳しい管理が義務づけられている。東京都福祉保健局の資料によると、ビルやマンションなどで、受水槽に溜めて給水する方式(タンク式給水方式という)を行っている施設は、水の管理を設置者と管理者の責任で行わなければならないという。

 その一つが「法廷検査」で、毎年1回、厚生労働大臣の登録を受けた検査機関に依頼して受水槽の検査を受ける。う水槽の外と中、周辺の状況についての検査から始まり、設備の図面、清掃記録、日常の点検整備の記録を調べ、水の臭気、味、色、にごり具合、残留塩素といった水質チェックも行われる。そして、その検査結果は保健所に報告しなければならない。ちなみに法定検査を受けずに放置していると、水道法によって罰せられる。

マンションは主に屋上に受水槽を設けている

マンションは主に屋上に受水槽を設けている

 これだけシビアに管理しなければならない受水槽、冗談でも指先一つ入れてはいけないのだ。ただ、厳重に管理して何の問題がなくても、水自体の質が変わってくることがある。その理由は、水道水に含まれている塩素だ。これは消毒や腐敗を防止する目的で人体に害のない量を投入しているわけだが、実は熱に弱い側面がある。東京都によると、気温が高くなる夏季は、受水槽に溜まっている間に残留塩素が消失しやすくなるという。定期的に受水槽の塩素濃度を点検していれば問題ないが、もし気になる場合は家庭内で口にする水を別の方法で調達すればいいだろう。

◆水に溶け込んだ酸素がポイント

 受水槽の水が心配な場合、安全な水にする方法の一つとして考えられるのは、沸騰させること。ただこれは手軽に水の安全性を高められるが、デメリットもある。それは、「水の中の酸素を追い出してしまうこと」だ。

 水にはもともと、ある程度の気体が溶け込んでいる。代表的なのが二酸化炭素である炭酸ガスで、これが溶け込んでいるのがいわゆる「炭酸水」。カクテルや清涼飲料水の材料としてだけでなく、健康のために日常的に飲む人も増えており、ウォーターサーバーでは「キララ」が炭酸水を作れる製品を提供している。

 

 

 炭酸ガスはシュワシュワと泡立つので気づきやすいが、実は多くの水には酸素が溶け込んでいる。これを専門的には「溶存酸素」という。コップに入れた水を放置しておくと、内側に気泡がポツポツと付くことがあるが、これは、ほぼ酸素が含まれた泡なのだ。

 この溶存酸素が、実は水の味にも関係している。水は無味無臭という印象があるが、水の味を決める目安として、含まれているミネラルの量のほか溶存酸素を考慮することがある。酸素が適度に溶け込んでいることにより、口に入れたときの感触や喉ごしが微妙に変わってくるからだ。溶存酸素が十分ある水のほうが、まろやかだと評する人も少なくない。

 しかし沸騰させると溶存酸素は飛んでしまう。ミネラルウォーターも、地下水をくみ上げて加熱処理をしてしまうと、溶存酸素の量は若干変わってしまう。

マンションは主に屋上に受水槽を設けている

マンションは主に屋上に受水槽を設けている

 一方、ウォーターサーバーには非加熱処理で提供される水もある。「プレミアムウォーター」は加熱して溶存酸素をなくさないように、ミネラルや酸素をそのまま残したうえでクリーンで安全な水にする特殊なフィルターで処理を行っている。高性能フィルターのRO膜では含有物をほとんど除去してしまうが、ミネラルや酸素を活かしながら安全性も確保できるフィルターだ。天然水をくみ上げたそのままの味を楽しんでもらうために、この方式を採用したという。

 

 

 前出の「キララ」も非加熱処理の水だ。理由はやはり、溶存酸素を損なわないため。フィルター処理と、人間の手が一切入らないオートメーションの工場で、クリーンな水を精製している。

 もちろん加熱処理された水も、RO膜という100万分の1ミリクラスの超高性能フィルターでろ過されたRO水も、いずれもクリーンでおいしい水であることには変わりはない。溶存酸素量については、あとは個人の味の好みということになるだろう。

 災害や異常気象も頻発する昨今、日々使う水に対してなにか気になることがあれば、料理や飲料用にはウォーターサーバー、それ以外の生活用水は水道水にするといった使い分けも、一つの選択肢ではないだろうか。

 

 

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