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「水の里応援プロジェクト」で水の故郷とつながり水の大切さを知ろう!

「水の里応援プロジェクト」で水の故郷とつながり水の大切さを知ろう!

 ウォーターサーバーに使われている水は、おいしさや安全性を求めて地下深くからくみ上げられていることが多いが、その水も、もともとは地上にあったものだ。近年、水の安心、安全を守るために、官民の別なくさまざまな取り組みが行われている。今回はその中でここ数年、国土交通省が進めている「水の里応援プロジェクト」に注目してみよう。

コスモウォーター

◆山梨県の名水にちなんだ特産品がラインナップ

 国土交通省が定義する「水の里」とは、「ダムの周辺など、河川の上流部の区域に位置する町や村」のことをいう。多くは山間部で、市街地と距離があり、交通の便も決してよくはない。こうした地域の魅力を広く知ってもらい、活性化につなげるのが「水の里応援プロジェクト」である。水源エリアの文化や特産品を全国に紹介することから、水に関心を持ってもらう狙いもある。ひいては、主に下流域に存在している都市部の人と、水の里に住む人々をつなげることにもなるという。

 同プロジェクトでは「水の里は大切な“水”の出発点で忘れてはならない」としているが、言われてみれば私たちは日常、水がどこから来ているかを深く考えることは少ない。水道を例に取ると、自分が使っている水の浄水場がどこか、その水はどの川から引き込んでいるか、川の源流は…?など。ましてや、水源周辺に何があるかまで把握することは難しい。県や市町村をまたいで海に流れ込む大きな川の場合などは特に、上流に対しての関心が薄れてしまうことは想像に難くない。

 では、水の里に関心を持ってもらうために、このプロジェクトで取り上げられているものをいくつか見てみよう。

 まず、富士山や南アルプスからの水が流れ、ウォーターサーバー用の水の産地としても人気が高い山梨県。「フレシャス」「プレミアムウォーター」「マーキュロップ」「キララ」などは、同県に採水地を置いている。

 そんな山梨県で、東京都や神奈川県に流れ込む多摩川の源流がある小菅村の特産品が「多摩川サイダー」。これは水源の天然水を配合した清涼飲料水。売上げの一部は、水源の保全や環境教育などに使われている。水を使い、水に還元する商品といえそうだ。

 また北杜市では、八ヶ岳山麓の天然水で育てられた「甲斐サーモン」を使った「甲斐サーモン地酒粕漬け」、山中湖村からはキレイな水と空気の中で作られた「山中湖まりもマカロン」が、プロジェクトで選定されている。もちろん、水そのものを製品化されており、信玄の隠し湯伝説がある下部温泉の「天然鉱泉水 信玄」(身延町)や、富士山の形をしたユニークなボトルの「富士山麓の天然水」(笛吹市)などもある。

山梨県は名水を生み出す富士山のおひざ元でもある

山梨県は名水を生み出す富士山のおひざ元でもある

 富士山麓の地下水や伏流水を使った製品では、この地域の水に多く溶け込んでいるミネラルであるバナジウムも当然、多く含まれている。バナジウムは肌や骨を作っているコラーゲンの生成と関連しているということで、近年注目されているミネラルだ。

◆長野県らしい名産品の数々に注目!

 山梨県と隣接する長野県も、天然水人気が高い。ウォーターサーバーでも採水地を置いているメーカーがいくつかある。「アルピナウォーター」「コスモウォーター」「フレシャス」などがそうだ。

 長野県のミネラルウォーターとしては、木曽町の「四季の恵み 自然湧水 木曽」がある。これは霊山としても名高い御嶽山からの水が流れ込む、木曽川最上流域の湧き水をペットボトルに詰めたもの。特長は、硬度が11と非常に低いこと。硬度とは、水1リットルにマグネシウムとカルシウムが何ミリグラム入っているかで決められる。低いほうが軟水となり、11だと超軟水といっていい。軟水は水の味にクセがなく、お茶の葉などへの浸透性が高いことが知られている。そのため、国内のウォーターサーバーでも軟水が多く供給されている。

 原材料の水がユニークなのが、大町市の「ハサイダー」。これはなんと、黒部ダムに通じる関電トンネル内の「破砕帯(ハサイタイ)」から出た湧き水を使っているのだ。破砕帯とは、断層の運動によって帯状に岩が砕けた場所のこと。岩がもろくなって地下水が吹き出しやすくなっているので、黒部ダムの工事の際には困難をきわめたという。その地下水を名産品に転用したのが、ハサイダーなのだ。名前はこの「破砕帯」とかけている。地下水のミネラルを豊富に含んでいるのも魅力だろう。黒部の水は名水としても知られており「黒部の氷筍水仕込み純米吟醸」(大町市)という日本酒も、プロジェクト選定品になっている。

 また、長野県らしい名産品もラインナップされている。木曽町の「開田産プレミアム蕎麦 侘(WABI)」や、小布施町の「くりのみの米こうじ味噌」などがそれだ。

黒部ダム工事で見つかった地下水がサイダーに

黒部ダム工事で見つかった地下水がサイダーに

 同プロジェクトではこのほか、水の里をめぐるツアーのプランなども公募していて、企業や団体だけでなく学生からの提案も集まっている。

 山や川、海、空気中の水はすべてつながっていて、ウォーターサーバーの水も水道水も、地球の大きなサイクルの中にある。水そのものだけでなく、水源の環境や暮らし、特産物などにも目を向けると、いつも飲んでいる水がより愛おしく思えるかもしれない。

 選定された製品の中には製造数が少なかったり、販売ルートが限定されていたりするものもあるので、入手する際には状況を調べておくほうがいいだろう。水の里に関連した製品は全国に広がっているので、ここでもまた紹介していきたい。

 

 

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