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冷水か常温かぬるま湯か熱湯か… 温度調整可能なウォーターサーバーに注目!

冷水か常温かぬるま湯か熱湯か… 温度調整可能なウォーターサーバーに注目!

 安全でおいしい水が、自宅に居ながらにしていつでも楽しめるウォーターサーバー。選ばれる理由には、水に対する信頼性だけでなく、日常生活の中で使用するにあたっていろいろと便利な機能が搭載されていることもあるようだ。ちなみに、多くのサーバーが搭載している基本的な機能が「冷水とお湯がすぐに出せる」というもの。この機能について、いくつかの角度から最近の動向を見てみよう。

◆コンパクトで3段階の温度調節可能

 外部からエネルギーを加えない限り、通常、水の温度は周囲の環境と合った状態になっている。「常温」や「室温」などと呼ばれることもある。ただ飲むだけならそのままでもいいが、用途によって温度を変えたいことがあるはずだ。たとえば、お茶をいれるために高い温度にしたい、濃縮ジュースを割るために冷たい水が欲しい…などなど。

 こうしたとき、熱したいならガスコンロや電気ポットを使うし、冷たい水にしたいなら氷を入れたり、水を入れた容器を冷蔵庫で冷やしたりすることになる。ただ、常温の水からとなると、時間もかかるし面倒だ。ウォーターサーバーの場合、こうした手間ひまを省くことができる温度調節機能を備えていることが多い。

 実は、そんなウォーターサーバーの便利さを取り入れた、「ミニウォーターサーバー」ともいうべき商品まで最近では登場している。調理家電のブランド「レコルト」から発売されている「ホットウォーターサーバー」がそれだ。高さ23センチ、幅11センチの小さめの卓上ポットのような形状で、このコンパクトな本体の上部に水ボトルの代わりに、なんとペットボトルを逆さに差し込むのだ。

 市販のミネラルウォーターのペットボトルに口金となる専用のキャップを取り付けて本体にセットすると、約2秒という速さでお湯を出すことができるという。この素早さの秘密は、ヘアアイロンなどに使われている短時間での加熱に適した金属セラミックヒーターを採用しているから。お湯の温度も用途に応じて、50度、80度、MAX(約95度)の3段階に調節が可能となっている。対応ボトルは1リットルまで。キャップの口径は、一般的に多く流通している28ミリと、やや大きめの30ミリがある。

普通のペットボトルがサーバーの水ボトルに?

普通のペットボトルがサーバーの水ボトルに?

 製品名の「ホット」が示す通りお湯にすることはできるが、冷水にする機能はないのは、サイズからいっても仕方のないことだろう。それでも、テーブルの上でおいしい水を使って手軽にちょっとお茶をいれてみたいと思っていた人にとっては、とても便利な存在になるかもしれない。

◆冷水も温水も段階調節できるサーバーが増加

 水やお湯の温度の調節ができると助かるシーンは、日常的に意外と多い。たとえば、日本茶とコーヒー、紅茶では使用するお湯の温度は異なる。また、赤ちゃんのいる家庭では授乳用のミルク作りにぬるめのお湯が欠かせない。そこで、最近のウォーターサーバーには、水温を何段階かに変えて出すことができるものが増えてきた。

 まず、「サントリー天然水サーバー」を見てみよう。このサーバーは冷水2段階、お湯2段階の調節ができるようになっている。冷水の「通常モード」は4~9度の冷たい水。これを「弱冷モード」にすると12~15度になり、「通常モード」では冷たすぎると感じる人にも飲みやすい温度になる。お湯にも「通常モード」があり、こちらは85~92度という高温。調節機能を用いて「弱温モード」にすると70~75度のお湯になる。

 

ふじざくら命水」では、さらに段階が多くなる。冷水2段階、温水3段階の設定が可能だ。6~12度の「冷水」と、12~16度の「弱冷水」。お湯の方は90~93度、80~89度、そしてやや低めの65~75度から選ぶことができる。同社によると、一番高温のモードではカップラーメンも作れるほど。低温モードにすると、赤ちゃん用のミルクを作るのに便利な温度帯だという。

 

フレシャス」は、人気機種の「デュオ」「デュオミニ」「スラット」の3タイプに、温度調節機能が備わっている。通常モード時の温水はいずれも85度前後と高い。これを「エコモード」という節電機能にして通常モードに復帰させずに出すと、70~75度の少し低めのお湯にすることができる。また「リヒート機能」を使うと約90度の熱いお湯が出せるため、熱湯が必要な場合も非常に便利だ。さらに「スラット」には20度前後の、お湯でも冷水でもない水が出せる「常温水機能」があり、薬をのむときなど冷たすぎない水を求める人からの人気が高い。体に優しい温度でもあるといえ、水そのものの味をしっかり味わうことができるといった評価も聞かれる。

 

常温水も飲める「フレシャス slat」 ※画像はメーカーから

常温水も飲める「フレシャス slat」 ※画像はメーカーから

 こうして見ると、冷水から熱湯、または常温と、いろいろな温度のお湯や水をいつでもすぐに使いたいと考えるなら、やはり本格的なウォーターサーバーが1台欲しいところだ。これから、湿度が高く気温の高い季節に入れば、ちょくちょく冷水が飲みたくなることもあるだろう。一方、今回紹介したポータブルな「ホットウォーターサーバー」のような機器は、ちょっとだけ手軽にお湯が欲しいことが多い人や、水道水ではなくミネラルウォーターのお湯がすぐに使えるとうれしいといった人などに向いていそうだ。自分の生活スタイルに合わせ、安全性とおいしさを両立させた水ライフを楽しんでみてはいかがだろうか。