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味わい深い硬水からスッキリまろやかな軟水まで──四国の名水をチェック!

味わい深い硬水からスッキリまろやかな軟水まで──四国の名水をチェック!

 全国展開しているウォーターサーバーで使われている水で多いのは、「フレシャス」や「プレミアムウォーター」など富士山麓の水であったり、「信濃湧水」「アルピナウォーター」など長野県の水であったりする。その他、近畿や九州の水も人気がある。ところが調べてみると、意外と少ないのが四国の水だ。四方を海に囲まれ、急峻な山や渓谷など自然豊かな四国だが、実際のところどんな水があり、水を使った製品には何があるのだろうか? 東京都内のアンテナショップを回って調べた結果をレポートしよう。

コスモウォーター

◆愛媛県の名水を使用した人気商品

 まず、愛媛県の水から。愛媛県には四国最高峰である、標高1982メートルの石鎚山がある。古くから山岳信仰の厚い場所で修験者が修行をしてきた歴史があり、現在も豊かな自然が維持されている。実はこの山からは、キレイでおいしい水が作り出されている。そのため石鎚山の麓に位置する西条市では伏流水を利用した水道を整備していて、なんと水道代は無料! 市内には数多くの伏流水を利用した水場もあり、誰もが良質の水を味わえる環境が整っている。四国きっての「水の里」というわけだ。

 西条市では、この水を利用した名産品も作っている。「えひめ観光物産プラザ」(東京都港区)所長の石丸正雄さんが、いま旬の製品を紹介してくれた。

「名水を利用した製品はいくつかあります。石鎚山からの水を使ったものとしては『伊予西条名水 本葛餅』がオススメですね。寒い時期に採取された吉野本葛を丁寧に精製し、西条市の名水で練り上げた逸品です。当ショップでもよく売れています」

西条市の名水を使った「伊予西条名水 本葛餅」750円(税込み)

西条市の名水を使った「伊予西条名水 本葛餅」750円(税込み)

 一方、水そのものでも人気商品がある。愛媛県と高知県の境にある四国カルスト台地が生み出した「四国カルスト天然水 ぞっこん」がそれだ。石灰岩の浸食によって作られた景勝地で、地下水にはカルシウムが多く溶け込んでいる。そのため、「ぞっこん」は硬度100という、やや硬水寄りの水質。石丸さんによると、ミネラルを豊富に含んだ味わいを好む人から、人気が高いとのこと。

石灰岩質の地質が作るミネラル豊かな水「四国カルスト天然水 ぞっこん」154円(税込み)

石灰岩質の地質が作るミネラル豊かな水「四国カルスト天然水 ぞっこん」154円(税込み)

◆香川県は空海ゆかりの地の水

 香川県と聞くと、すぐに思い浮かべるのが讃岐うどんだろう。しかし忘れてはならないのは、平安時代に真言宗を開いた弘法大師こと空海の生誕の地であること。この日本でトップクラスに有名な僧侶の名を冠したのが、香川県産ミネラルウォーターの「空海の泉」だ。

 空海の故郷は香川県中部といわれ、同地域には香東川が流れており、竜神が祭られている場所がある。ここは鮎滝断層が走っており、地下では岩盤が押し合っている地質学的にも特徴的な環境なのだが、ボーリングを行ったところ良質の水がわき出てきたという。地下230メートルからくみ上げた空海ゆかりの水は、硬度116と国内の水としては高い。それだけミネラルが豊富ということ。姿勢を正してしっかり味わいたくなる水ではないだろうか。

空海の生誕の地からくみ上げた「空海の泉」151円(税込み)

空海の生誕の地からくみ上げた「空海の泉」151円(税込み)

◆徳島県は四国一キレイな川の水で酒造り

 では、徳島県の水を使ったオススメ商品にはどんなものがあるのだろうか。「徳島・香川トモニ市場」(東京都千代田区)店長の栗栖京子さんに聞いてみた。

「徳島で栽培されたお米の山田錦から作られたお酒、『穴吹川』はいかがでしょうか。とても清らかな川として、地元の人が大切にしている穴吹川の源流水を使って仕込まれた、スッキリとしながら味わい深いお酒です」

 実際にこの川は、国土交通省四国地方整備局から「四国一キレイな川」であるとのお墨付きをもらっている。清流をテリトリーとする天然鮎も多数生息していることがわかっている。

 穴吹川のラベルには「清流を呑む。」のキャッチコピーが。青みがかったガラス容器も、清らかな水の流れを思い起こさせる。

四国でもっともキレイな川の水を使った純米酒「穴吹川」411円(税込み)

四国でもっともキレイな川の水を使った純米酒「穴吹川」411円(税込み)

◆高知県は四万十川の名水

 高知県には四万十川という有名な川がある。全長は196キロと四国最長だが、ダムなどが造られたことがなく、この長さがありながら限りなく自然の姿を残している貴重な川だ。上流にさかのぼると、さらに人工物は少なくなり、限りなく澄んだ清流を見ることができる。

 四万十川の源流がある、同県高岡郡で採水された水を封入したのが「四万十の純天然水」だ。ここまで見てきた四国の天然水とは対照的に、硬度は13.4と軟水の中でもかなり低い。ミネラル分は少ないため、お茶やコーヒーをいれることに適しているといえる。水は溶け込んでいる物質が少ないほど、食材などへの浸透が高まり、成分をよく抽出するようになるからだ。

 スッキリまろやかな味わいが特長とのことで、高知県のアンテナショップ「まるごと高知」(東京都中央区)では、暑い時期になると在庫がなくなるほどの人気だ。また、まとめ買いしていく人も多いという。

お茶をいれる水としても人気の「四万十の純天然水」100円(税込み)

お茶をいれる水としても人気の「四万十の純天然水」100円(税込み)

 ウォーターサーバー用の水としては四国産はまだ多くないが、地元各県とも名水の産地であることがわかった。通信販売やアンテナショップで購入できるものもあるので、見かけたら一度味わってみてはいかがだろうか。

 

 

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