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ウォーターサーバーの「RO水」を作り出す高性能フィルターの秘密に迫る!

ウォーターサーバーの「RO水」を作り出す高性能フィルターの秘密に迫る!

 ウォーターサーバーの水には「天然水」と「RO水」がある。天然水がどのようなものか想像がつく人は多いと思うが、RO水については日常あまり耳にする言葉ではない。水をろ過するために「RO膜」という高性能フィルターを使っていることを示しているのだが、これが実際どれだけの性能を持っているのかについて、有害な物質の大きさと比較レポートしてみよう。

コスモウォーター

◆危険なウイルスさえフィルタリング

 まず、ウォーターサーバーに使われている水の種類をおさらいしておこう。「天然水」は、地下水や伏流水をくみ上げてゴミなどを取り除き、殺菌して安全な水にしたもの。名水の味やミネラル分を、そのまま家庭に届けてもらえる点が魅力だ。ウォーターサーバーでは「プレミアムウォーター」「コスモウォーター」「フレシャス」「うるのん」「キララ」「シンプルウォーター」などが天然水を採用している。

 一方「RO水」は、原料となる水をろ過することで、クリーンで安全な水を精製するもの。ろ過にはRO膜という非常に性能の高いフィルターを使用する。フィルターなので当然、微細な穴が開いているわけだが、その大きさはだいたい2ナノメートル以下だ。ナノメートルといわれてもピンとこないかもしれないが、1ナノメートルは1ミリの100万分の1。当然、肉眼で見ることができないサイズだ。家庭用の浄水器によく使われている「中空糸膜フィルター」は10万分の1ミリクラスなので、フィルタリングの性能としてはRO膜の方が高い。

 RO水を採用しているウォーターサーバーには、「アクアクララ」「クリクラ」「エフィールウォーター」などがある。また「アルピナウォーター」は、天然水をさらにRO膜によりろ過している。

ウォーターサーバーもペットボトルも水道水も、それぞれ厳しい安全管理がされている

ウォーターサーバーもペットボトルも水道水も、それぞれ厳しい安全管理がされている

 では、除去される物質の大きさ別に見ていこう。ウォーターサーバーの水もペットボトルのミネラルウォーターも水道水も、砂やゴミといった明らかな不純物はろ過される。非常に細かい砂である黄砂も1000分の4ミリ程度で、これくらいなら目の細かい布でも除去できる。

 業務用の高性能フィルターの出番は、さらに小さく有害な物質に対するときだ。自然界に多く存在し、人体に悪影響を与える可能性のあるものの代表格は菌だろう。最初に混入している数はわずかでも、条件によっては一気に繁殖する。厚生労働省や農林水産省など国の資料を見ると、飲用水から感染する恐れのある主な菌は、大腸菌、赤痢菌、カンピロバクターなど。いずれも重い食中毒の症状を起こす可能性がある。近年有名になったO157も大腸菌の一種。動物の排泄物に含まれているケースも多いので、山の中の沢水がキレイだからといって、そのまま飲むのは危険だ。

 菌のそれぞれの大きさは、大腸菌が一番細い部分で2000分の1ミリ、赤痢菌が2500分の1ミリ、カンピロバクターは1万分の1ミリ。これくらいの大きさであれば、家庭用の浄水器でもある程度除去することはできる。

 ウイルスは菌よりも小さい微生物。自分で増殖することはなく、細胞の中に入らないと増えることができない点が、菌との大きな違いだ。感染によって高熱を出したり、食中毒を引き起こしたり、場合によっては生命の危機ともなるので要注意だ。

 身近な水に含まれる可能性が高いウイルスには、ノロウイルスやロタウイルスがある。いずれも感染力が強いのが特徴だ。厚生労働省の資料を見ると、その大きさは、ノロウイルスが30ナノメートル、ロタウイルスは100ナノメートル前後。1万分の1~10万分の1ミリクラスだ。非常に微細ではあるが、RO膜の穴と比べたらはるかに大きく、RO膜ならこうしたウイルスまでも取り除ける。ちなみに、冬場に猛威をふるうインフルエンザウイルスは一般的に1万分の1ミリ程度で、意外と大きい。

◆放射性物質を含んだ粒子も除去

 では続いて微生物以外の無機物で、日常よく耳にする有害物質の大きさを見てみよう。

 空気に乗って流れてくるPM2.5は、日本語で「微小粒子状物質」と呼ばれる。環境省によると、単一の物質ではなく炭素、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩のほか、さまざまな金属元素で構成されている。直径は400分の1ミリか、それよりやや小さい程度なので、RO膜の敵ではない。大気汚染物質として注目されているため、各地の水道局でも監視を強めているが、現在のところ問題となるような汚染はないと報告されている。

RO膜は多くの大気汚染物質よりも目が細かい

RO膜は多くの大気汚染物質よりも目が細かい

 放射性物質も大気を漂って拡散することがある。特にセシウム137という半減期の長い放射性物質が問題視されていて、多くの場合、粒子状になって浮遊してくることがわかっている。ただ、小さくても1万分の1ミリほど。したがって、放射性物質で構成された粒子自体をふるいにかけることは可能だ。この放射性物質についてもウォーターサーバーの各メーカーは厳密な検査を行っていて、RO水でも天然水でも十分な安全性が確保された水を出荷している。

 RO水に使われているフィルターが非常にろ過能力が高いことを知ってはいても、実際に有害物質の大きさと比べてみると、その高度なフィルタリング性能に驚かされるのではないだろうか。おいしくて安全な水のため、今後さらに、ろ過や殺菌の技術は進歩していくはずだ。

 

 

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