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国の調査でも判明! 水のニオイを気にする人が増加中


国の調査でも判明! 水のニオイを気にする人が増加中

 ウォーターサーバーをすでに使っている、または、これから使おうという人は、水に対してのこだわりが人一倍強いはずだ。水自体のおいしさはもちろんのこと、水道水の残留塩素などについても気になるだろう。国では水に関する統計を取っているが、その調査結果をくわしく見てみると、水の安全性や味以外に、利用者が気にしているポイントが見えてきた。

◆水源の水質が変化すると…

 国土交通省では毎年『日本の水資源の現況』という報告書を出している。そこには、日本の降雨状況から河川、ダム、水道事業など水に関するさまざまな統計やトピックが掲載されている。平成28年版の、我々の生活に近い水についてまとめられたページを見てみよう。

 第7章の「安全でおいしい水への要望」によると、2014年に内閣府が実施した『水循環に関する世論調査』では、「水に関わる豊かな暮らし」について調査したところ、「安心して水が飲める暮らし」が88.9%、「おいしい水が飲める暮らし」が52.0%(ともに複数回答)という、安全でおいしい水への関心の高さがうかがわれたとある。

 ところが、2008年の同様の調査では、半数近い48%の人が飲み水について満足していないと回答している。その対策として家庭用浄水器を設置している人と、ミネラルウォーターを買って飲んでいる人がともに3割程度。恐らくウォーターサーバー利用者は、ミネラルウォーター購入者の層に入っていると考えられる。最近の年度の調査結果はないのだが、いま調べればウォーターサーバーの普及により、家庭での水対策にミネラルウォーターを利用している人はもっと多くなるだろう。

 水道水に対する不満としてよく聞かれるのは塩素消毒による「カルキ臭」だが、水そのものが持っているニオイを問題視する人たちもいる。カビのような生臭いニオイがすることがあるからだ。

貯水池で水道水のニオイの発生源が作られることがある

貯水池で水道水のニオイの発生源が作られることがある

 報告書によると、水が生臭くなるのは水源の水質の問題という。主な原因は、ダムや湖などが「富栄養化」すること。富栄養化とは、貯水池で窒素やリンなどの濃度が高まることをいう。これが起こると、水中の栄養が豊富になるので生物が増加する。語感だけだと良いことのように思えるが、生物が増えれば排泄物や死がいも増えて水は汚れていく。さらに進むとアオコや赤潮が発生し悪臭の元となる。当然、下流にもその影響が出る。

 これらのニオイ被害について調べたデータがある。「水源水質の悪化によるカビ臭等による異臭味障害対象人口」というもので、1990年度の調査ではなんと2000万人もの人が異臭に対するクレームを訴えていた。その後、処理技術の向上で2007年度から2009年度までは、10分の1の200万人を割ったという。ところが、その翌年から再び200万人を上回り、2014 年度では280万人以上となってしまった。

 実際にウォーターサーバーを使っている人たちに聞くと「水道水のニオイが気になってウォーターサーバーを導入した」という声もよく聞く。中には「水道水はお茶やコーヒーにしても生臭さが消えない」という人もおり、水とニオイの問題というのは深刻なようだ。

 もちろん水道事業者サイドもこの状況を放置しているわけではなく、貯水池の水を循環させたり水底の泥に酸素を送り込んだり、汚れた水が入らないようにしたりといった浄化対策を行っている。それでも追いつかないこともあり、夏場などは川や池から生臭いニオイが漂ってくることは少なくない。

◆ウォーターサーバーで“水育”

 ウォーターサーバーの水であれば、こうしたニオイの問題は起こり得ない。ウォーターサーバーで供給されている水は、天然水とRO水に大別される。

 天然水は事前の水質調査も万全なうえ、貯水池のような富栄養化とはまず無縁な地下水を処理して出荷されているので、ニオイ問題はクリアされている。RO水はろ過して作られる人工の水で、原料となる水は水道水のこともある。しかしRO水を作るためのRO膜というフィルターは、1ミリの100万分の1レベルの超微細な穴でろ過を行う。そのためゴミはおろか、残留塩素やニオイの発生源になるような物質まで漉し取られてしまう。

水道水では無臭の水を供給することはなかなか難しい

水道水では無臭の水を供給することはなかなか難しい

 ウォーターサーバーの水がそのままスッキリ飲めてしまうのは、蛇口から出る水道水とまったく違うものだからなのだ。

 東京に住む39歳の主婦、宮下和江さん(仮名)も、ニオイを気にしてウォーターサーバーを導入した一人。

「我が家の蛇口から出てくる水道水は、主に夏になると生臭いようなニオイになることがあるんです。洗濯や入浴では気にすることのない程度ですが、口から体に入れるとなると味やニオイの問題は無視できません。小学生と幼稚園児の子どもがいるので、水がこういうものだと認識してほしくなかったというのもありますね。食育ならぬ“水育”のためにも、ウォーターサーバーが必要だと思いました」

 夏は冷たい水をゴクゴク飲んで喉をうるおしたり、氷にして飲み物に浮かべたり、そうめんを泳がせたり…と、水そのものを口にすることが多くなる季節。当然、水の味やニオイにも敏感になる。健康的でストレスのない水ライフを求めるなら、ウォーターサーバーを使うことは大きなプライオリティになるだろう。