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人気の宅配水を徹底比較!

天然水か? RO水か? 選んだ決め手はココにあった!


天然水か? RO水か? 選んだ決め手はココにあった!

 ウォーターサーバーを選ぶときの大きなポイントの一つはやはり「水の種類」だろう。毎日飲むものであるし、安全・安心のほかに「おいしさ」を求めるのは当然のこと。そこで今回は、ウォーターサーバーの宅配水として多く使われている「天然水」と「RO水」について、それぞれを選んだ人たちにその理由を聞いてみた。

◆RO水派──技術を駆使したクリーンな水が魅力

 千葉県に住む、41歳の清川咲子さん(仮名)は、RO水を選んだ一人だ。

 RO水とは、RO(Reverse Osmosis)膜という、フィルターを通して作られる水のこと。ROは「逆浸透」と訳され、1千万分の1ミリという非常に微細な穴を持ったフィルターによる、ろ過を行う。ここまで細かいとダイオキシンやトリハロメタンといった化学物質まで取り除くことができ、不純物のほとんどない水が作り出せる。

「私が住んでいる地域には、昔から使っている井戸水があるんです。ミネラル分も入っていて、おいしいのですが、ちょっとクセがあります。また、長年の間に水を通している金属管が腐食してきていて“鉄臭い”ような水が出ることもあります。そこで、日常飲んだり料理をしたりするときに使う水としてウォーターサーバーを入れることにしたんです」

 清川さんは別の地域から嫁いできたこともあり、水の味が安定しないことは以前から気になっていたという。

「ほかに自治体で管理している水道もありますから、井戸水がおかしいときはそっちを使っています。でも、やっぱりカルキ臭が気になりますね。自宅の周囲には田んぼが多く、秋にはおいしいお米をもらうんですが、水道水だとせっかくの新米の味や香りが落ちてしまいます」

井戸水も金属管の状態により味が変わることがある

井戸水も金属管の状態により味が変わることがある

 そこで清川さんは2年前に、ウォーターサーバーを導入することにした。インターネットでいろいろなウォーターサーバーを調べたが、なかなか絞り込めなかったとのこと。そんなとき、近所のスーパーの店頭でウォーターサーバーのデモを見る機会に恵まれた。

「デモで見せていただいたウォーターサーバーは、RO水を使っているものでした。正直、それまではRO水だとか天然水だとか、軟水とか硬水とかよくわからなかったんです。そこで販売員さんにいろいろと質問して、やっと違いがわかりました(笑い)」

 水の違いについて納得した清川さんは、そのRO水を使用するウォーターサーバーを使うことに決めた。水質だけでなく、味見もさせてもらい、料金や機能についてもくわしく教えてもらったという。

RO水に決めた理由は“不純物を可能な限り除去したクリーンな水”という点ですね。販売員さんに聞いたところ、RO水は有害物質だけでなく、水中のミネラルも取り除いてしまうので、若干のミネラル分を足して調整しているということでした。本当に何も入っていない水だと、おいしくないそうです。高度な技術に感心すると同時に、水の味まで考えている会社という点も気に入りました」

 清川さんはその場でウォーターサーバーを契約。飲み水や料理には基本的にウォーターサーバーの水を使っている。

「井戸水は味に問題がないときに飲んだり、井戸水の方が向いていると思われる料理に活用したりするなど使い分けをしています。でも最近では、ほぼウォーターサーバーの水ばかりですね」

   

◆天然水派──故郷の水に近い味を選択

 東京都に住む32歳のOL、森田郁美さん(仮名)は天然水派である。ウォーターサーバーは1年ほど前から使っている。

 天然水は、地下などからくみ上げた自然の水をろ過や加熱殺菌により不純物を取り除いた水で、自然に存在していた状態とほとんど変わりない水だ。

「私は2年前まで故郷の秋田で仕事をしていましたが、人事異動があり東京の事業所に転勤になったのです。都会に暮らすのは初めてだったのでワクワクすることもあったのですが、水道水が馴染めませんでしたね」

 森田さんは自宅はもちろん、外出先でも水がおいしくないため、ペットボトルのミネラルウォーターを買って飲んでいたという。ただ、自販機やコンビニなどで売っている製品は冷蔵されていることが多く、冷たくない水が飲みたいときに選べない点が不満だった。

故郷の水の味を基準にする人も

故郷の水の味を基準にする人も

「ペットボトルの水を朝、自宅で沸かしてマイボトルに入れるようにしたんですが、なんだか面倒でした。そこでウォーターサーバーはどうかと思ったんです。一人暮らしの人でも使いやすいコンパクトなサーバーもあることがわかったからです」

 会社の行き帰りや休日に、ウォーターサーバーが置いてある店を回ったという森田さん。いくつか試飲させてもらった結果、決めたのは天然水を使用するウォーターサーバーだった。

「もちろんRO水も飲んでみましたが、秋田で飲みなれていた水に一番近い味の天然水があったので、それに決めました。私もそこまで舌が肥えているとは思いませんが、何となくピンときたんですね。“天然水”という響きも良かったのかもしれませんが(笑い)」

   

 * * *

 RO水も天然水も、どちらもクリーンで安全、おいしい水に変わりはない。最終的な決め手はユーザーの好みやイメージ、味覚ということになるだろう。各種のウォーターサーバーの水質をデータでチェックし、可能なら試飲してお気に入りの一台を見つけてほしい。