ウォーターサーバー比較ランキング

人気の宅配水を徹底比較!

自分好みの「おいしい水」を見つけるための方法


自分好みの「おいしい水」を見つけるための方法

 硬水が好き、軟水が好き、料理に合わせて発泡水を楽しむ…など、おいしいと感じる水は人それぞれ。味覚は個人差が大きく、水の好みも分かれます。人におススメのウォーターサーバーを聞いても、自分には合わなかったということが起こっても不思議ではありません。ではどうすれば、おいしい水を見つけることができるのでしょうか?

 その助けとなるのが、おいしい水の基準です。1984年に当時の厚生省が設立した「おいしい水研究会」が、おいしい水の水質要件として以下のものを示しています。

<蒸発残留物が30〜200mg/L、硬度が10〜100mg/L、遊離炭酸が3〜30mg/L、過マンガン酸カリウム消費量が3mg/L以下、臭気強度が3以下、残留塩素が0.4mg/L以下、水温が最高20℃以下>

 水温以外の数値はピンとこないですよね。では、もう少し具体的に見ていきましょう。

◆水のおいしさを決める要素とは?

水のおいしさを決める要素とは?

蒸発残留物」とは、水が蒸発した後に残る物質で、その多くはミネラルです。苦味や渋みの元にもなりますが、適度に含まれるとこくがあるまろやかな味にもなります。水の味、おいしさを決める重要な要素です。

硬度」は聞いたことのある方が多いのではないでしょうか。これはミネラル分であるカルシウムやマグネシウムの含有量を表しています。日本に多い硬度の低い水は「軟水」で味にくせが少なく、まろやかです。

 ヨーロッパに多い硬度の高い水は「硬水」といい、それぞれの個性豊かな味を感じます。軟水に慣れている方は最初飲みにくいかもしれませんが、個性が分かりやすく好みのものを見つけやすいという特徴も。料理に使うことでそのままでは飲みにくい硬水を楽しむ方法もあります。

遊離炭酸」は水に溶けている炭酸ガスのことで、水にさわやかさを与えますが、量が増えるほど刺激が強くなります。「過マンガン酸カリウム消費量」は水に含まれる有機物の指標で、多く含まれると渋みを感じます。この2つは主に舌で感じるものです。

臭気度(臭気強度)」は水に付いているニオイの強さを表します。ニオイの種類は無関係で、カビ臭や藻臭など、水に不快なニオイが付いていると当然まずく感じます。

 汚れた川などで、このニオイを感じたことがある方もいらっしゃるのでは? 不快なニオイのする水は飲めませんが、ウォーターサーバーやペットボトルの水については心配しなくて良いでしょう。

残留塩素」も水の味に影響します。水道水は衛生上、塩素が0.1mg/L以上残留していてはいけないことになっています。残留塩素の濃度が高すぎると、いわゆる「カルキ臭」の原因になります。

水温」も重要です。これは体験的に実感できる方が多いのではないでしょうか。冷たい水は生理的においしいと感じます。水を冷やすことでカルキ臭などのニオイが気にならなくなり、おいしく感じる作用もあります。

 気温に合わせて最適な温度にすることが大切です。冷蔵庫で冷やしすぎだと感じたら、少し室温に置いてから飲むとまろやかさを感じられます。

   

 このように数値で「おいしさ」を決めているところが、個人の味覚に頼らずおいしい水を探すことのできるポイントです。では、さらに自分にピッタリの水を見つけるためのヒントをご紹介します。

◆おいしいミネラルウォーターの探し方

おいしいミネラルウォーターの探し方

 ミネラルウォーターは、農林水産省の通達によって品質の表示ガイドラインが定められています。通達には下記の項目を表示しなければならないと記載されています。

<(1)品名 (2)原材料名 (3)内容量 (4)賞味期限(品質保持期限)(5)保存方法 (6)採水地 (7)使用上の注意 (8)使用方法 (9)製造者等 (10)原産国(輸入商品のみ)>

 ここで注目したいのは、ミネラルの表記が義務ではないこと。「おいしい水研究会」が示した基準には、ミネラルが水のおいしさに影響を与えることが書かれていましたよね。

 でもご安心を。多くの売られている水には、現状、ミネラルについても記載されています。これはウォーターサーバーでも同じです。ミネラルの違いで水を選ぶ人が多いことをメーカー側も意識しているのでしょう。

 カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、バナジウム、有機ゲルマニウム、亜鉛などのミネラルについて記載しているところが多いようです。

◆軟水か硬水かは原産地の地形が影響!?

軟水か硬水かは原産地の地形が影響!?

 ミネラル以外には、pHと硬度にヒントが隠されています。pHは理科で習ったように酸性、アルカリ性を示すものです。酸性が強ければ酸味を感じ、アルカリ性が強ければ苦味を感じます。数字が0から6が酸性、7が中性、8から14がアルカリ性です。

 硬度は水1Lに溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表した数値です。WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が120mg/L以下を軟水、120mg/L以上を硬水としています。

 カルシウムとマグネシウムが少なければ軟水、多ければ硬水です。ちなみに東京の水道水の硬度は60mg/L前後で軟水です。

 軟水になるか硬水になるかに大きな影響を与えるのは地形です。日本は急峻な山地が多く水が動く速度が速いため、地層中のミネラルを吸収する時間が短くなります。その結果、地中の鉱物成分があまり溶け込まず、そもそもミネラル分の少ない地層が多いので軟水になります。

 ヨーロッパは平坦で広大な大地が多いため、水の地中滞在時間が長くなります。そしてミネラル分の多い石灰岩の地層が多いので、硬水のところが多いです。

 ミネラル、pH、硬度を表示でよくチェックして、飲み比べてみると好みの水にたどり着きやすくなります。店頭でミネラルウォーターを購入する際や、外出先などでウォーターサーバーを見かけたら、飲む前に表示を確認してみてくださいね。それが自分の好みに合う水だったら、しっかりチェックしておきましょう。