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水道への意識も高まる? 日本水道協会の「病んでる」ポスターが大好評


水道への意識も高まる? 日本水道協会の「病んでる」ポスターが大好評

 日本水道協会が制作したとあるPRポスターが、ネットを中心に話題になっているのをご存知だろうか?

 そのPRポスターは、日本の水道について国民に深く知ってもらうためのもの。主にショッピングモールの広告掲示メディアや、駅などのデジタルサイネージと呼ばれる、電子公告掲示システムなどで表示されている。

“みんなで考えたいね、日本の「水道水」”というキャッチコピーとともに、描かれているのは、校庭の蛇口から直接、水を飲んでいる高校球児・水野くんと、それを見つめる女の子の漫画。一見すると爽やかに思えるシチュエーションなのだが、その女の子の頭の中は、水と水野くんに対する思いで溢れており、とんでもない長文でその脳内の思考が書かれているのだ。

◆水道への熱い思いが爆発

水道水

 ちなみに、その内容はというと、以下の通りだ。

水野くんってば。だーいすき!! そんな水野くんが見られるのも、日本の高い水道技術があって、 安全でおいしい水道水が届いてるからよね!! あぁ、溢れんばかりの水野くんと水道水への思い、どう伝えればいいの!?

 さらに、次のコマでは、水道への思いが大爆発してしまう。

これからきっと私、水野くんと恋愛して、水野くんと結婚して、ふたりで生活を営んでいくのね……!! でも、その生活は当たり前にあるものじゃない!! 私と水野くんが素敵な生活を送るためには、安全でおいしい水道水がないと!! これからも水道水を飲み続けるために、老朽化した水道施設は適切に更新していくことが大切よね!! それに、日本は、いつどこで大きな地震が起きてもおかしくないんだもん!! いざという時にも、大切な水道水が止まらないために、耐震化も進めて、強靭な水道にしていかなくちゃ!! ってことを水野くんにも伝えなきゃあ!!

 といったように、水野くんへの思いというよりも、もはや日本の水道への熱すぎる思いをぶちまけているのだ。

 イラストそのものはとてもかわいらしいが、ある種異常なまでの水道への思いをぶつけるこのポスター。ネット上では…、

「偶然見てしまった日本水道協会のポスター、つっこみどころありすぎで面白い」 「闇深すぎやわ(笑)(笑)」 「日本水道協会のポスター思った以上に病んでますね」 「見た目超爽やかなのに超病んでる感がすごいw」

 と、主人公の女の子が“病んでいる”と話題になっているのだ。

◆広告効果は抜群!

広告

 実はこのポスターは、2014年から毎年制作されており、今回で3年目。女の子のセリフこそ違うが、コンセプトは一貫している。すでに恒例となっているということで、ネット上では、

「水道協会のポスター、年々狂気度を増してきている」 「これ毎年、女の子の妄想がエスカレートしてるのが笑えるw」

 など、どんどんエスカレートしていく“水道に対する思い”を楽しみにしているという声も多いのだ。

 さらに、“広告効果”という点では、こんな意見も多い。

「逆に一周して面白いよね。注目されるという広告の主旨として成功」 「これだけバズってる時点で広告打った側からしたら大勝利でしょ」 「こうして話題になって拡散していくことで自然に水道の情報も拡がってる」 「なんかすごいことやってんだろうなって伝わってくるし、いい」

 たしかに、ツッコミどころが多く、普通ではないポスターなのかもしれないが、ネット上で大きな話題になっているのは事実。その点では、広告効果が抜群だったことは間違いないということなのだ。

 ネット上でのPRに詳しいジャーナリストA氏は、この日本水道協会のPRポスターについて、こう評価する。

「まず、かわいらしい女の子のキャラクターを選んだという点で正解だったと思います。アニメや漫画というだけで、反応してくれるネットユーザーは少なくないですから、そういう人々を最初に食いつかせて、そこから大きく拡散させていくことができる。

 さらに、見た目はかわいらしいんだけど、ちょっと病んでいて、好きな男子に対して一途なんだけど、ものすごく不器用な女の子という、設定も絶妙です。欠点がちょっと多めなくらいのキャラクターのほうが、愛されやすいんですよ。その広告を見た人が、上から目線でツッコミを入れられるくらいのほうが、親しまれるんです。

 そして、水道というものはすごく身近な存在で、絶対に欠かせないものだということが、誰もが理解しているとは思うのですが、今一度見つめ直す機会が少ないのも事実です。こういう魅力的なキャラクターに代弁させれば、見る人も“どれほどまでに病んだことを話しているんだろう?”と思って、長い文章でも読んでしまう。ある意味計算されつくされた広告ですよね」

 ちなみに、これまで2014年、2015年、2016年と、3種類のポスターが制作されているが、「水野くん」のイラストはどうやら使いまわしのようだ。

「いわば、最小限の手間で、最大限の効果がある広告だといえると思います。3年続けたことですでに定着した感もあるので、また来年も話題になると思いますよ。それに、漫画なのでどんな方向にも展開できるというのも強みです」(前出A氏)

 実際、災害時などに一番問題になるのがライフラインだ。特に飲み水の確保は重要になってくる。そういう意味では、家庭用ウォーターサーバーも心強い味方だ。そして、そういうときにこそ、日本の上下水道のありがたみを痛感する。人々の水道に対する意識を高めるこのポスター。来年以降、どんな驚くべき物語が待っているのか、楽しみで仕方ない!