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あのホンダが「ドライバーの健康を考えた水」を開発!? 怖い「かくれ脱水」の話

あのホンダが「ドライバーの健康を考えた水」を開発!? 怖い「かくれ脱水」の話

※画像は公式サイトから

 飲料水を供給する会社というと、食品・飲料メーカーや、ウォーターサーバーのメーカーなどを思い浮かべる人がほとんどだろう。ところがこの度、なんと自動車メーカーである「本田技研工業(ホンダ)」が水を作ってしまった! いったいどんな水で、その狙いはどこにあるのかをレポートする。

コスモウォーター

◆ドライバーの「かくれ脱水」とは?

 自動車メーカーのホンダは、自動車やバイクで世界的に有名だが、ジェット機やロボットの「ASIMO」なども手がけており開発の幅は広い。それが今回は水である。乗り物にも確かに、水冷式エンジンのように水を使うものもあるが…。

 しかし、今回ホンダが作ったのはあくまで人間が飲む飲料水。「ホンダ ドライブウォーター」という、ペットボトル入りのミネラルウォーターだ。なぜ、オリジナルの水を開発したのだろう? その理由は、ドライバーがより安全に運転できるようにとの理念から。同社では現在、「ストップ かくれ脱水」というキャンペーンを展開している。「かくれ脱水」とは耳なじみのない言葉だが、長時間運転していることで体の水分の減少に気づかないことを指す。「ドライブウォーター」は非売品だが、「自動車メーカーのオリジナル水」というインパクトで、水分を摂ることの重要性を認識してもらおうと考えたという。

 車の運転中は、特に大きな力を入れたり体を激しく動かしたりすることはない。エアコンも装備されているので、車内では暑さ寒さに関係なく快適に過ごせる。とても脱水症状が起きる状況とは思えない。ところが、「ドライブウォーター」のサイトでは、知らないうちに脱水が起こるメカニズムがくわしく解説されている。

 人間の体からは、何もしていなくても水分が逃げる「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」という現象が起こっている。これは水分が、汗以外に皮膚から蒸発したり、呼気から体外に出たりすること。その量は、日本救急医学会などによると、健康的な成人では安静にしていても1日に1リットル近くになるという。ホンダによると、車の中は意外と乾燥しやすく、日光などによっても不感蒸泄が促されるとのこと。そして、長距離運転ではトイレの回数を少なくしようと、意識的に水分をとらないドライバーが相当数いると見ている。こうした条件が重なると脱水を引き起こしやすくなるが、それに気づかない人がいる。これが、かくれ脱水になるというわけだ。

「かくれ脱水」は長距離ドライブで起こりやすい

「かくれ脱水」は長距離ドライブで起こりやすい

 かくれ脱水は、いわゆる脱水症が静かに起こっている状態だ。厚生労働省の資料を見ると、体の水分が減少して起こる症状としては、頭痛、めまい、立ちくらみ、疲労感、手足のけいれんなどがある。集中力や判断力の低下も起こる。いずれも日常的に体感することがあり、決して珍しい症状ではない。しかし、車の運転中に起こったとしたらどうだろうか。

 例えばめまいを起こして、1秒間前方が見えなかったとしよう。時速50キロでは1秒で約13メートル走行してしまう。一見、大した距離ではなさそうだが、警察庁によると、車が止まるには空走距離(ドライバーがブレーキをかけようと意識してから、ブレーキが利き始めるまでの距離)と制動距離(ブレーキの効果で停止するまでの距離)を足した長さが必要とのこと。時速50キロでは、30メートル近い距離がないと車は止まれない。脱水で集中力が落ちていたら、ブレーキをかけるまでの空走距離はさらに長くなりそうだ。

 昨今は、高齢ドライバーによる運転ミスの増加など、交通事故リスクが大きくなってきている。原因となることを少しでもなくしていくことは、全体の事故件数を減らすことにつながるのではないだろうか。

 ホンダのドライブウォーターは、3種類の大きさが用意されている。200、300、500ミリリットル入りがあり、3本で1セット。それぞれドライブ時間が1時間、1.5時間、2.5時間で必要な分量だという。かくれ脱水はドライバーだけでなく同乗者も同じなので、人数分を確保しておくといい。

◆ウォーターサーバーメーカーもかくれ脱水に警鐘

 かくれ脱水については、ウォーターサーバーメーカーでも注意を促している会社がある。「クリクラ」によると、暑さを自覚しない季節に起こりがちなので、1日にコップ6~8杯分の水分をとることを推奨している。また、「アクアセレクト」のサイトでは、かくれ脱水について非常にくわしく解説している。特に大人以上に汗をかく乳幼児や、感覚器が鈍ってきた高齢者は意識的に水分をとるようにしたほうがいいという。

車を運転中にも水分補給は必須

車を運転中にも水分補給は必須

 これから帰省シーズンがやってくる。年末年始の休みで旅行に出かける人もいるだろう。長距離を運転する場合は、適量の水分を用意して出かけたい。特に同じ姿勢をとりつづけていると、血液のかたまりができ、それが血管をふさいでしまう「エコノミークラス症候群」を引き起こすことも知られている。血液がスムーズに流れる状態を維持するためにも水分は不可欠なので、なおのことドライブのお供として飲料水は必ず用意しておこう。

 車で出かける際のポイントは「想定される乗車時間分の水」。安全で楽しい年末年始休暇を目指そう!

 

 

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