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ハワイのレストランで水が出てこない理由とは?


ハワイのレストランで水が出てこない理由とは?

ハワイの水道水は飲んでも大丈夫?

 日本人にも大人気のハワイ。ご存じの通り、先日就任したトランプ大統領の前任者・オバマ氏の出身地だ。そして、実は水が安全でおいしい土地でもある。ハワイ語の「Wai(ワイ)」という言葉は「水」の意味だ。ハワイの「ワイ」はまさに水の意味で、「Ha(ハ)」は、「息、呼吸、生命の流れ、神聖なものとのつながり」というような意味だ。現地の地名についている場所も多く、「ワイキキ」はハワイ語で「水が涌くところ」という意味。まさにハワイは、水の島というのにふさわしい。

 海外旅行のガイドブックにはたいてい「現地の水道水は飲まないこと」と書いてあるが、ハワイの水は安全だと言われている。外務省のWEBサイトには「ハワイ州の飲料水は一般に安全とされています。ハワイの軍関係施設以外では、水道水にフッ素は添加されていません」「水道水を飲料水として利用することが可能であり、衛生状態は良好です」とある。ただし、現地で実際に飲む際は体調や自分の体質とよく相談しよう。同じく外務省のWEBサイトには「ハワイ州の川や淡水湖では、レプトスピラ症の感染リスクがありますので、川や湖での水遊びは控えるべき」とあるので淡水でのレクリエーションは止めておいたほうがよさそうだ。

そこまで…!? ハワイがしている水への努力

 ハワイは日本と同じように火山があり、豊富に降り注いだ雨水を大地が磨いてくれる。また、都市から隔絶されている太平洋の島であり、汚染されることが少ない環境が安全でおいしい水を育んでいる。しかしそれは自然の恩恵をただ受けているだけではなく、住んでいる人々の長い努力の賜物でもあることをご存じだろうか?

 オアフ島では古代から川の上流で採水し、入浴を下流で行うなど水資源を管理していた。灌漑システムの破壊や水源の汚染には罰が下されていたという。そのおかげで人口も増えていった。その後、井戸を掘ることで地下水源を発見し、上下水道の整備が進められた。そしてその間にも漏水の管理や山岳地帯の森林保全、地下水資源の保護などの努力が続けられてきたおかげで今日の姿がある。途中には水資源の危機もあったようだ。

ワイキキの街中にはいたるところに「水」があふれている

ワイキキの街中にはいたるところに「水」があふれている

 ハワイのレストラン、カフェ、ホテルのラウンジなどでは、日本のように何も言わなくても水が出てくるシステムにはなっていない。有料の水を店が売りたいからだと誤解している人もいるかもしれないが、そうではない。実は、水道当局が水を頼まれる前に客に提供することを禁じているのだ。もちろん、客が頼めば水道の水をコップに入れて提供しても問題はない。ハワイを訪れた人は、テーブルにそのことが書いてあるのを見たことがあるかもしれない。

 他にも住民に対して、具体的な方法で節水を呼びかけている。「芝生には週に2、3回だけ水をまくこと」、「午前9時から午後5時まではすぐに蒸発するので水をまかないこと」、「家の中の水を止めて2時間後に水道メーターが動いていないかどうかで漏水をチェックすること」…。他にも、歯磨きの際に水を出しっ放しにしない、シャワー時間の短縮、節水できるトイレ、シャワーヘッドを使うなど事細かに啓発しているのだ。

 さらに、野菜を茹でるのではなく蒸す、軽い汚れには水をあまり使わないように最短時間で洗濯機を回す、浴槽の水位を低くする、強風時には芝生のスプリンクラーを使わない、水をあまりあげなくてもよい植物を家の植栽で使う、歩道の掃除は水ではなくほうきでする…などの情報発信もしている。ちょっと小うるさく感じるくらいだが、ここまでの努力のおかげで豊かな水環境を保てているのだろう。地下水の水位も公表し、危機感を持ってもらうような工夫もしている。

日本にいてもハワイの水が楽しめる

 ハワイでは日本のコンビニエンスストアのような「ABCストア」、ドラッグストアの「ロングス ドラッグス」などで、ペットボトルのミネラルウォーターが売られている。街中で自動販売機はあまり見かけないが、ミネラルウォーターは種類も豊富で日本国内と比べても高くないので気軽に買える。

ワイキキの「ロングス ドラッグス」の水売場

ワイキキの「ロングス ドラッグス」の水売場

 サービスで部屋にペットボトルの水を用意してくれるホテルも多いが、ぜひ街で水を買って飲み比べてみてほしい。フィジーなどハワイやアメリカ以外の産地の水も売られていて、現地の人も好みやシチュエーションによって飲み分けているのかもしれない。

 また、ペットボトルの水コーナーには水にフレーバーや味をつける粉末も一緒に置かれていることがあり、手軽にフレーバーウォーターを楽しめる。フレッシュなフルーツも充実しているので、少し余裕があればホテルで自分で、好みのフレーバーウォーターを作ることもできる。

自分でフレーバーウォーターを作れる粉末

自分でフレーバーウォーターを作れる粉末

 うれしいことにハワイの水を日本にいながら、ウォーターサーバーやペットボトルで手軽に楽しめるのをご存じだろうか。「ハワイからわざわざ水を持ってくると高いのでは?」と思うかもしれないが、決してそのようなことはない。もちろん現地の磨かれた水そのものだ。ハワイに行ったことのある人もない人も、ぜひ一度、試してみてはいかがだろうか? また、コーヒー好きなら、ハワイ特産のコナコーヒーをハワイの水で淹れてみると、さらに気分も盛り上がるはずだ。

   

 日本国内にいると、水のありがたみをしみじみ実感することはあまりない。もともと水資源に恵まれており、そのための設備も整っているからではあるが、もっと日々の生活の中で、水の大切さを意識することもそろそろ必要ではないだろうか。節水を意識することはもちろん、水の成分によって飲み分けてみたり、用途によって水を選んだり…。

 ふだんの家族の飲用としては安全・安心でおいしいウォーターサーバーの水を選び、とっておきのお米を炊く際や日本酒のチェイサーとしてその地方の名水を、また、気分が優れないときはナチュラルスパークリングウォーターでリフレッシュ…など、水の豊かな国に住んでいるからこそできる贅沢だ。その恩恵を思う存分享受し、水コンシャスなライフスタイルを目指したいものだ。

参考

外務省「渡航関連情報」

外務省「海外安全ホームページ」

Board of Water Supply