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ウォーターサーバーの宅配水工場に見学に行ってみた!


クリクラ工場

 ウォーターサーバー愛用者なら実感している、定期的に安全でおいしい水が自宅に届くありがたみ。では、そのお水、実際どんな風にしてボトリングされているのでしょうか…?

 そこで2015年4月に誕生し、日本で唯一、宅配水の工場見学を行っている『クリクラ』の本庄工場へ、見学に行ってきました!

 東京から埼玉県の本庄早稲田駅まで新幹線で約47分。そこからさらに車で15分ほどのところに『クリクラ本庄工場』はあります。高台に建っていることもあり、海の波をイメージしたという外観は、パッと目を引くデザイン。敷地面積は3万1780平米で、その中にミュージアムと工場があり、建物面積は1万4934平米(うちミュージアムは2962平米)と広大です。

 ミュージアムの入口横には、イメージキャラクターの『クレヨンしんちゃん』の主人公・野原しんのすけが壁一面に描かれており、見学に来ていた子供たちに人気の撮影スポットになっていました。

クレヨンしんちゃん

(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK

 建物に入ると、左手にコンシェルジュのいる案内センターがあり、その奥のロビーは、ゆったりとした広々とした空間が広がっており、中央には“クリクラ”ブランドを展開する『ナック』の歴史が年代順に展示されていました。

ロビー

 午前11時。2人のコンシェルジュにより見学ツアーはスタート。この日は、宗像瑞樹(むなかたみずほ)さん(写真左)と中村麻衣さん(写真右)が説明してくれました。

コンシェルジュ

◆クリーンでエコなゆったり空間で“おいしい水”はできていた!

 この工場は、国際的な食品安全の認証規格である『FSSC22000』を2016年に取得しており、建物の屋根には太陽光パネルが設置され、CO2削減効果は年間25万トン。これは毎年1300本の杉を植林するのと同じ効果があるそうです。

 ミュージアムの305mある床下にはチューブが通され、管内の空気循環を行っているなど、環境にやさしい建物になっているのだとか。

 また、クリクラの工場はこの他、全国に47か所あり、月産427万本の宅配水を生産可能。その48番目の工場である本庄工場は、既存工場の約10倍の規模を誇り、月産で100万本の宅配水が作れる業界最大級の工場です。

◆世界のウォーターサーバーとミネラルウォーターが大集結!

 ミュージアムの1階の『映写ホール』で、会社の概要の映像を見た後、『世界の水ギャラリー』へ。

 ここには、世界49か国から集めた50台以上のウォーターサーバーと、世界各国のペットボトル約2110本が国別やテーマごとに並べられています。海外では冷蔵庫や洗濯機と同じようにウォーターサーバーがあるそうです。

世界49か国から集めた50台以上のウォーターサーバーと、世界各国のペットボトル

 宅配水の歴史もダイジェストで教えてもらえるのですが、今から150年ほど前、水不足に悩まされていたアメリカで宅配水は始まったそうです。日本は水道の蛇口をひねれば水が飲める国ですが、世界の196か国の内、日本のように水道水が飲める国はたった15か国だそう。

 そして、日本の水道水の始まりは江戸時代。徳川家康が江戸の街づくりの第一歩として飲料水の整備をしたのだそうです。

クリクラの初代から11台の歴代のウォーターサーバー

 ウォーターサーバーのコーナーには、クリクラの初代から11台の歴代のウォーターサーバーをはじめ、100年以上前に海外で使われていたものやコンパクトタイプ、スタイリッシュなものなどさまざまなタイプがあり、まだまだ進化の余地がありそうです。

 また、ミネラルウォーターのコーナーは、パッケージが個性豊かで見ごたえあり!

ミネラルウォーターのコーナー

 そこには、タイ国内で最も飲まれているミネラルウォーターのひとつである『MINERE(ミネレー)』(500mL1本が日本円で30円と安価)から、日本のご当地の水やキティちゃんパッケージ、キャラクターや電車などがデザインされたもの、フレーバー付きなど多種多様なお水が…。

 また、世界で最も硬度が高いわれるドイツの『エンジンガー・スポルト』(カルシウム:528mg/L、マグネシウム124mg/L、硬度1828mg/L)も。

エンジンガー・スポルト

 さらに、マドンナなど世界のセレブが愛用しているという、カルバン・クラインのクリエイティブ・ディレクターがボトルをデザインしたノルウェーの『VOSS(ヴォス)』なども。

VOSS(ヴォス)

 その他、王侯貴族愛用の水や、ボトルにスワロフスキーがデザインされ、ビバリーヒルズのハイエンドな人々に愛される「ジュエリーウォーター」と呼ばれる日本(神戸ウォーター布引の水)の『Fillico(フィリコ)』(大:720mLで1本、なんと1万円! 小:300mLで1本4000円)などもあり、これを見ているだけでも大満足! ミネラルウォーターの幅の広さが堪能できます。

Fillico(フィリコ)

 その後、この工場の場所にあった『山王山遺跡』のアンモナイトや土器などの展示コーナーを経て、いよいよ工場へ向かいます。

展示コーナー

◆ロボットたちの作業風景に久々に“萌え~”気分

 工場入口には、2001年東京・町田にて製造販売を開始した際に使用していた初代の宅配水製造機である『クリスタルララ町田1号機』が展示されていまいた。

クリスタルララ町田1号機

 生産ラインが見られる『工場見学広場』では、多くの人が働いているのかな…?と思ったら大間違い! クリクラ工場は、すべてオートメーション化されていて、ボトルを運んだり、移動させたりするのは、「しんのすけ号」や「ひろし号」、「みさえ号」など、クリクラのイメージキャラクターである『クレヨンしんちゃん』の家族の名前がつけられたロボットたちでした。

工場見学広場

 ここでクリクラの宅配水ボトルの流れを簡単に説明すると…、

 クリクラでは地元の水道水を使用しています。最先端の技術である「逆浸透膜(RO膜)システム」で、一般の浄水器では除去できない微小な物質もしっかり除去し、適度なミネラルバランスの成分をプラスし、UV殺菌も行って、ボトルに詰めて密封。目視検査を経て製品ボトルとして完成し、利用者のお宅へ運ばれていきます。

 広々とし、徹底した衛生管理でクリーンな環境に整えられたクリーンルームで、ロボットたちが手際よく、空ボトルの洗浄・殺菌から充填・密封工程までを行っていましたが、最終検査は人間が行うそうで、生産ラインをフル稼働した場合、12Lのクリクラボトルを1時間に2000本、年間1200万本生産可能なのだそう。

 倉庫には、ガロンボトルを1万61640本格納可能と聞いてびっくりです! 粛々と作業をしているロボットたちの無駄のない動きはなんだか優雅で、いつまででも見ていられそうです。癒されるわ~。

◆童心に返って実験に興味津々!

 ツアーの最後は、ミュージアム2階に戻り『クリクラ広場』でお水の実験に挑戦!

 水道水とクリクラのウォーターサーバーの水をそれぞれ紙コップに入れ、その2つのコップに、遊離残留塩素を側的する試薬の「ウォーターチェッカー」を入れると、あら不思議…!?

 一瞬で水道水のほうだけピンクになり、塩素濃度は0.8ppmという結果になりました。これって、クリクラのお水は塩素も皆無でおいしい水ってことみたい!

ウォーターチェッカー

 見学ツアー約70分はこれで終了。最後に、市販されていないという貴重なクリクラ天然ボトルと、「クリクラ博士」の認定証がもらえます。オープンから1年、この宅配水の製造ラインは必見です!

「クリクラ博士」の認定証

お土産の天然ボトルと認定証(クレヨンしんちゃんのシールは子供のみ)

 コンシェルジュの中村さんは「このミュージアムには、小学生などの社会科見学で訪れる人も多いのですが、水の歴史や宅配水がどのように作られているかを実際に見て、知っていただけるので、子供たちも興味深そうに見てくれています。

 実験コーナーも楽しそうで、大人からお子さんまで幅広く楽しんでもらえるので、ぜひ、多くの方においでいただきたいです」と語っていました。

「クリクラ博士」の認定証

■『クリクラ ミュージアム&工場見学』

  • 住所:埼玉県本庄市児玉町児玉2256
  • 開催日:水曜14時~と土曜11時~、14時~(年末年始は12月28日~1月4日まで休業、10人以上の団体は日時応相談)
  • 入場料:無料
  • 案内人数:1回に突き2~50人(50人以上の学童、団体の場合は相談を)
  • 所要時間:約70分
  • 工場見学申し込み:「クリクラ本庄工場見学のご案内」ページの申し込みフォームからか、またはフリーダイヤル0120・867・867