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意外な飲み物も… アーティストたちはステージで何を飲んでいる?


意外な飲み物も… アーティストたちはステージで何を飲んでいる?

 音楽のコンサートでアーティストが曲の合間に飲む「ステージドリンク」。何気なく飲まれているものだが、どんなものが飲まれているのかは、意外と知られていない。市販されているミネラルウォーターなのか、それとも特製のドリンクなのか──。アーティストたちは、ステージ上で一体何を飲んでいるのだろうか?

◆定番はミネラルウォーター

 ステージドリンクの大定番がミネラルウォーターだ。基本は500ミリリットルのペットボトルで、キャップの部分に穴を開け、そこにストローを通して飲むのが一般的。あるいは、サッカーの試合中に選手が水分補給をするときに使うようなスクイズボトルに入れているケースも多い。コンサートスタッフのAさんはこう話す。

「ペットボトルの場合は、事前にスタッフがラベルをすべて剥がしておきます。商品名が見えてしまうと、スポンサー関連で問題が生じることも多いので。たとえば、いろいろなメディアにコンサートを取材していただくのですが、もしもペットボトルのラベルが写り込んだ場合、アーティスト側は問題なくても、メディア側の都合でその写真が使えないなんていうこともあるんですよ。だから、基本的にラベルは剥がします」

 ラベルが剥がされているということで、何の銘柄のミネラルウォーターを飲んでいるのか知りたいというファンからの問い合わせも多いという。ファンにしてみれば、大好きなアーティストと同じミネラルウォーターを飲みたいということなのだろうか。

「アーティストによって銘柄はいろいろですが、一番多いのはボルビックですね。コンビニでもスーパーでもどこでも売ってますし、とにかく“無難”なので。コンサートのときは、とりあえずボルビックを用意しておきます」(前出コンサートスタッフAさん)

 ボルビックは100ミリリットル当たりのナトリウム含有量が1.16mg、カルシウムが1.15mg、マグネシウムが0.80mg、カリウムが0.62mgで、硬度が60mg/リットルの軟水だ。口あたりもソフトで飲みやすく、水分補給にはもってこいといったところだ。

 ちなみに、ペットボトルのキャップに穴を開けてストローを通すのは、ステージ上でこぼれたり、キャップを開け閉めする手間を省いたりするためだという。特に、キャップの開け閉めの時間は、無言になってしまうことが多く、観客のテンションを一気に下げてしまいかねない。できるだけ、速やかに水分補給ができるように、ストローを刺しているのだ。

ライブ写真

◆ステージでは「経口保水液」派も増加

 ボルビックでの水分補給はたしかに“無難”ではあるものの、コンサート中は水だけでなくミネラルの補給も重要だ。

 コンサートともなれば、体を激しく動かし、大量に汗をかく。さらに、ステージではたくさんの照明がたかれているため、温度もかなり高くなり、より一層汗をかきやすくなる。単純に汗で水分を失うだけでなく、同時にカリウムやナトリウムといった電解質を失ってしまうのだ。

 そんなミネラル不足を原因とする熱中症にならないように、スポーツドリンクをステージで飲むアーティストも多い。前出のコンサートスタッフAさんが話す。

「ミネラルウォーターは水分補給というよりも、喉を軽く潤すくらいの意識で口にするアーティストが多いんですが、スポーツドリンクに関しては熱中症予防の意識が高いですね。スポーツドリンクの銘柄は、アーティストさんごとに様々ですが、最近は『経口補水液』を飲んでいるアーティストさんが増えてきました」

『経口補水液』とは、食塩やブドウ糖を純水に溶かした液体のこと。最近では所ジョージがテレビCMに出演する「OS-1」という商品が馴染み深いだろう。

 しかし、本来、経口補水液は脱水症状に対する食餌療法で用いるための特別用途食品であり、医師や看護師、栄養管理士などの指導のもとに服用するように注意喚起されている。また、1日の使用量の目安も成人で500ミリリットルから1リットルとされており、ステージ上でガブガブ飲むようなドリンクではない。

ステージドリンクとしては、メインで『ボルビック』、サブに『OS-1』、みたいな使い方をすることが多いようですね」(前出コンサートスタッフAさん)

◆炭酸抜きコーラやハチミツドリンクも

 ミネラルウォーターやスポーツドリンクなど、味も薄く飲みやすいものをステージで飲むアーティストが多いなか、少々“重め”なドリンクを飲むアーティストもいるという。

 たとえば、コーラ。糖分が多く含んでいることから、水分やミネラルだけでなく、エネルギー補給の意味も込めて、コーラを飲むアーティストが多いとのこと。ただ、炭酸がキツイため、空気が胃に入って歌っている途中にゲップをしてしまう危険性があるということで、事前に炭酸を抜いておくことが多いようだ。

 また、ハチミツを使った特製ドリンクを飲むアーティストも多いという。ハチミツは殺菌作用があるとともに、粘度が高く喉の粘膜を保護する作用がある。歌い過ぎで炎症を起こした喉を回復させるには、かなりの効果なのだ。

ドリカム

オフィシャルサイトより

 珍しいところでは、DREAMS COME TRUEの吉田美和は、リコリスティーを愛飲しているという。「リコリス」とは漢方にも使われるハーブの一種で別名は「甘草」。咳や喉の痛みを和らげる効果のほか、消化器系のトラブル改善の効能もあるとされている。

 さらに変わっているのは、ソロアーティストの三浦大知。なんとステージ上でミルクティーを飲んでいるという。レコーディングなどで喉に違和感を抱いたときも、ミルクティーを飲むと声がいつもどおりに戻るとのこと。牛乳をたっぷり含んだミルクティーは、ミネラルウォーターに比べるとお腹にたまるイメージがある。ステージドリンクとしては、重そうな気もするが、三浦大知にとっては最高のドリンクのようだ。

三浦大知

オフィシャルサイトより

 ミネラルウォーターやスポーツドリンクだけでなく、いろいろな種類のドリンクがステージドリンクとなっている模様。お気に入りのアーティストが何を飲んでいるのか、調べて真似してみるのも楽しそうだ。